不倫・浮気相手の子供を育てるなら読んで！経験者の声も紹介

不倫をしていた場合、浮気相手の子供を妊娠する可能性があります。
中絶するか、産んで育てるか…。
予定外の妊娠はどんな決断をしても苦しいもの。
一つの命ですからね、たくさん迷って当然です。

迷った結果、
「自分と彼の子供を育てたい」
「旦那と離婚して、彼とも別れて、一人で育てる」
と、妊娠して子供を育てる決意をした人も実際にいます。

今回は、もし妊娠してしまった時に考えたい事と、産んで育てるという決断をした経験者の声を紹介します。

迷った時の参考にしてください。

浮気相手の子供を育てる時に知っておきたいリスク4個

もし浮気相手の子供を妊娠して育てる決意をした場合、リスクももちろんあります。
そのリスクを背負えるかもう一度考えてみましょう。

1.子供の戸籍

自身が結婚している場合と、離婚した場合では、生まれてきた子供の戸籍の状況が変わります。

旦那と婚姻中に妊娠し出産をした場合は、産まれてきた子供は「嫡出子」として戸籍に父と母が記載されます。
離婚後に出産した場合は、産まれてきた子供は「非嫡出子」となり戸籍には、あなたしか記載されません。
要するに、父親がいないという状態です。

「非嫡出子」に対しては、浮気相手が認知すれば子供の戸籍に父親が明記されるようになります。
父親の戸籍にも明記されます。
戸籍を閲覧したり、例えば父親が亡くなってから相続時に揉める可能性があります。
相手にも家族がいた場合は、簡単に認知をしてくれないでしょう。

認知には、「任意認知」と「強制認知」があり、認知を拒否していてもDNA鑑定などで明らかな場合、強制認知させることができます。

認知させるのかさせないのか。
子供が成長してこれから先、告げるのか告げないか。
いつどのような形で自分の戸籍に疑問を持つのか考えてみてください。

2.子供が不幸になる可能性

浮気相手の子供を出産する覚悟をもったのであれば、子供が不幸にならないように気を付けましょう。
浮気相手の子供であろうと、あなたが悩みながらも決断をして、お腹を痛めて産んだのです。
当たり前ですが親である以上、子供の幸せを守る義務があります。

旦那の子供として産んだのならば、子供にはバレないように父親母親としての役割を果たす必要があります。

もし子供に本当の父親ではなかったことがバレてしまった場合は、とてもショックを与えてしまうでしょう。
「今まで嘘をつかれていた」「いったい本当の父親は誰なんだ」と、辛い思いをさせてしまう可能性があります。

父親がいない状態で産んだのならば、どう説明するのかも重要です。

自分に対して不安をもってしまうと、生き方にも大きく左右されます。
しっかりと方針を決めて、愛情いっぱいに育てることは最低限の義務です。

3.内緒で旦那の子供として出産した場合

浮気の事実がバレることを恐れて出産する女性もいます。

旦那との関係も良好で、セックスもあったのならば、旦那の子と伝えてもバレませんよね。
家庭も壊したくないはず。
旦那と浮気相手の血液型が同じであれば、生まれてきた子供の血液型に不安もありません。

しかし、子供が成長していくにつれて「他の兄弟と顔が似ていない」「本当に自分の子供なのか」「DNA鑑定をしてみよう」と発展してしまう可能性もあります。
（芸能人でも、DNA検査をして自分の子供じゃなかったといった報道があり話題になりました）

DNA鑑定は進化しており、サービスも多く、値段も安くなってきたため、旦那が親子関係を調べることは簡単です。
出生後のDNA鑑定は対象者2名の髪の毛を送るだけで可能です。
値段も安いものであれば2万円程度。
法的な力を持つ検査であれば10万円以下で出来ます。
偽り続けることが難しくなっています。

自分の子供ではないと気づいた旦那から離婚を言い渡されるケースも多いです。

子供も気づくでしょう。
これまで父親だと思っていた人が他人だったなんて辛すぎます。

愛情いっぱいに幸せに暮らしていた分だけ、残酷なんです。

4.不倫相手との関係

子供を出産後、別れた不倫相手が子供に会いたいと言ってきたら、子供になんと説明しますか？
旦那の子供として育てている状態なら、父親として会わせる訳にはいきません。

子供が大きくなって、本当の父親の存在を知り、他に家族がいると知れば「自分は不倫で出来た子供」だと気づきます。

「隠される」＝「後ろめたいこと」ということ。
傷ついた心さえも隠して、誰にも本音が言えない子供に育ってしまいます。

そんな事態にならないためにも、不倫相手とはよく話し合う必要があります。

（実際には、浮気相手の子供を育てると決断した多くの女性は旦那と離婚して、不倫相手とも別れて一人で育てているケースが多いようです。）

浮気相手の子供を育てるときに知っておきたい法律とお金の話

認知のメリットの一つは、父親に扶養義務が発生することです。
旦那と離婚してシングルマザーとして育てていくなら、養育費を請求できます。
旦那の子供として育てるのであれば、もちろん養育費をもらうことはできません。

養育費ですが、「月に〇万円」という基準はありません。
なぜかというと、養育費は、年収と未成年の子供の人数によって決められるからです。
養育費を支払う側の年収が高ければ金額は高くなり、年収が低ければ、養育費の金額は下がります。
年齢では、子供が15歳以上になると養育費が上がります。

養育費の支払い対象となるのは未成年の子供だけです。
成人した子供は対象にはなりません。
そのため、基本的に子供が成人するまでの期間、具体的には、子供が20歳になる月まで。

養育費は毎月払いになるのが原則です。
子供が成人する年の誕生日がある月分まで支払が行われることになります。

ただ、子供が高校卒業後働くケースなどでは、高校卒業と同時に養育費支払いが終わることもあります。
子供が大学に行く場合には、大学卒業時まで養育費支払期間を延長することも多いです。
現役で合格して大学を順調に卒業できた場合を想定して「22歳になる年（の翌年）の3月まで」などとすることもありますし、「大学を卒業する年の3月まで」とすることもあります。

このようにケースバイケースのことが多いので、専門機関に相談してみましょう。
各自治体に窓口があります。

→養育費相談支援センターはこちら

また、母子家庭向け手当はできるだけ受けながらやっていきましょう。

こちらも各自治体の相談窓口でどんな手当がもらえるのか教えてくれます。
電話でも大丈夫ですよ。

あなたの判断で傷つけてしまう人達がいます

なにが良いか悪いかは、一概には言えません。

あなたが浮気相手の子供を産むと決意したなら、それはとても勇気が必要だったと思います。
ただ、その決断をしたことによって、傷ついてしまう相手がいることも覚えておきましょう。

例えば、あなたの旦那や不倫相手の妻、そして子供です。
旦那を裏切っていること、婚姻中に不倫相手の子供を妊娠して産もうとしていることは、裏切行為です。
バレれば不倫相手の奥さんに慰謝料を請求されるだけでなく、彼の家庭を壊してしまう恐れもあります。

「バレなければいい！」と思っているかもしれませんが、産んだ場合にはなかなか難しいのです。
産んだ場合、子供を認知すると戸籍から認知したことがバレます。
戸籍が掲載されている戸籍謄本は、相続時やパスポート、自動車の名義変更や年金、身分証明書を作る時などに必要です。
いつどんな状況でバレるのかは分かりません。

そして、最大の被害者は生まれてくる子供です。
想定外で授かった命をこうして天秤にかけていることが悲しいですね。
これから先、愛情をかけて育てたとしても、あなたがしたことをどう受け止めるのかは子供次第です。

「都合のいいことばかり起きるはずは無い」と考えましょう。

不倫・浮気相手の子供を妊娠～出産した経験者の声

お聞きしたのは二人ですが、二人とも出産しても罪悪感や不安感に襲われているそうです。
たった一度の過ちが、平凡でも幸せな人生を変えてしまう出来事にしてしまいます。

中絶の方法もあります。どんな決意をするかはあなた次第

どんな決断をしても精神的に肉体的に苦しいでしょう。
どんな選択をするかは、あなた次第です。

もちろん、育てていく覚悟がなければ、浮気相手と話し合って中絶するのも一つの決断です。

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中絶するのならば、手術ができる週数が決まっているので、早く話し合って病院に行くことをおすすめします。
お腹が大きくなれば、周りからも気づかれる可能性もありますし、身体的、一人の命を奪うことになることで精神的負担も大きくなるでしょう。

産むことを決意したのであれば、子供の父親である男性が支えてくれることがベストですが、そうでなければ、子供のことを一番に考えた選択をして愛情いっぱいに育てましょう。

もし、離婚してシングルマザーとして育てる場合には、支援団体によるカウンセリングによって救われているケースもあります。
一人で悩まず、外に救いを求めることも必要でしょう。

彼のことは憎いでしょうが、そんな酷いことが平気でできる人間が今後幸せになれる可能性は低いです。
あなたが復讐するまでもなく自滅します。
あなたは自分と子供のことだけを考えればいいです。

まずは、不倫相手と今後の関係や問題について話し合ってみてください。