不倫はお互いに都合が良い状態でスタートするため、別れるタイミングが非常に難しいです。
だからこそ別れる時はそれなりの理由が必要。
不倫がバレてドロ沼…妊娠したら彼と連絡が取れなくなった…離婚したのに離婚してくれない…など。
【今までと違う現象が発生→別れるしかない】のパターンで、ほとんどが不幸な結末を迎えます。
結末の1つとして、既婚男性から「本気で好き。だからこそ別れよう」という決断で、関係が終わるケースもあります。
【今まで通り→別れる】のパターンなので、納得がいかない女性も多いです。
「本気で好きならずっと一緒にいたい！」「だからこそ離婚して迎えに来てよ！」、と思う人もいるでしょう。
しかし、既婚男性の決断は様々な思いや葛藤があってのこと。
今回は既婚男性が「本気で好きだから別れる」と決断をする理由を紹介します。
そして、別れるか迷った時にどうするべきか解決法もまとめました。
- 別れたとしても最終的には復縁して一緒にいたい
- どんな形でも一緒にいたい
- この先、別れを切り出されないためにはどうしたらいい？
こんな悩みについてもまとめたので、後悔しないためにも読んでおきましょう。
理由1：愛人の立場で我慢させたくない
Ｗ不倫には障害がたくさんあります。
最初は恋愛を盛り上げるスパイスですが、本気で愛しあえば愛し合うほど障害の大きさに絶望してしまいます。
本当に愛しているが、障害ゆえに結婚はできない。
「セフレ以上、妻未満」＝「愛人」
「愛人」の立場にさせていることが「申し訳ない」と感じる既婚男性がいます。
愛人として金銭のやり取りがあれば、まだ割り切れるかもしれませんが、サラリーマンで収入も平均並み。
お財布は奥さんに握られ、少ないお給料でやりくり。
隙間の時間をぬって連絡をとるために無理をさせている。
自分には自由に出来るお金もない…
自由にできる時間もない…
自分では彼女を幸せにできない…
旦那でもいい。他の男性と幸せになって欲しい。
もっと笑顔で過ごせる相手を選んで欲しい。
これ以上我慢や無理をさせたくない。
そんな気持ちからの決断なのです。
本気で好きだからこそ相手のことを大切に考えているのです。
理由2：本気で好きなあなたの家庭を壊したくない
いつもそばに居たい。一緒の家に帰って、一緒に眠りたい。
二人の間に子どもが欲しい。
好きになればこんな欲求を抱くのも当然。
本気で愛してしまえば、「彼女の中に自分の遺伝子を残してやりたい」「子どもができれば俺から離れられなくなるだろう」と無理やり犯したくなる衝動に駆られます。
これは男性の本能のようです。
しかしW不倫である以上、家庭を壊してしまう行為は出来ません。
なんだかんだ不満はあっても離婚するほどの家庭ではないのだろうな、と理解しています。
「彼女は無理やり奪われることは望んでいないはず…大事な家庭を壊して傷つけたくない…」と考えているのです。
「気持ちがこれ以上暴走する前に別れよう」そうやって身を引きます。
理由3：本気で好きだし愛してる…でもゴールも将来も見えない関係が苦しい
独身同士とは違って「結婚」というゴールもなく「将来」も見えない…。
「このままではただ彼女の時間を奪うだけだ、このままではダメだ」と本気で好きでも別れを決断をする既婚男性も多いです。
堂々と会えない。話せない。手も繋げない。
大事な人に「妻」と紹介できない。
彼女の話を誰にも出来ない。
相手の「一番」でいることが出来ない。
彼女は他の男に抱かれている…子供を作ろうとしているかも…平気な訳がない。
年をとっても隣で一緒にいたい…それまでずっと耐えられる？
二人の関係が悪化した時は「別れ」しかない…受け入れられる？
あなたも彼と同じ想いで悩みを抱えているはず。
本気になればなるほど、この苦しみは大きくなります。
彼が別れを決断したなら「もう我慢出来ないくらい苦しんでいたんだ」と理解しましょう。
理由4：道徳や倫理や世間体…家族への罪悪感でいっぱいになって悪者になりきれない
不倫相手と会ってから家に帰ると、何も知らない家族の無邪気な笑顔に胸が苦しくなります。
そんな気持ちでW不倫を続けていると、楽しいデートでもふと苦しさがよぎるようになります。
何も知らずに自分を信じていてくれる家族を裏切り続けている罪悪感。
家族がありながら、妻以外を本気で好きになってしまった罪悪感。
他の女性を抱いた手で子どもを触っている…
バレれば大変なことになる…責任を取る覚悟は正直ない。
でも本気で好きだから仕方ない…バレないで関係を続ける方法はないかな…
…こんな自分が本当は嫌になる…
罪悪感に耐えきれなくなって別れを選ぶ既婚男性もいます。
これ以上、平気な顔で不倫を続けられるような悪い男になりたくない。
家族を守らなくては。
彼女にも旦那や家族がいる。悪い女にさせてはいけない。
そんな思いから「相手を本気で好きだから別れる」という決断をするのです。
別れた後、既婚男性は未練や後悔でいっぱい…
Ｗ不倫相手と別れた後、既婚男性は相手の幸せを願う気持ちと、未練や後悔の間で苦しみます。
当然ですよね、好きなまま別れたんだから。
本気で好きだから別れるという決断は、好きな気持ちが一番強い時に関係を断つということです。
「別れてよかったはず！不倫をやめたなら今度こそ家族を大切にしなければ」と自分に言い聞かせていますが、平和で幸せな家庭生活の合間に気づけば相手のことを考えてしまっている既婚男性も。
心に穴が開いたような気持ちで、本当は相手のことを求めているんです。
「今どうしているのだろう」と気になったり、「他に何か方法があったのではないか」と後悔したり、どこかで偶然顔を合わせたら「やっぱり好きだ」と思ってしまったり。
自分の中で気持ちが精算できない内は、忘れられません。
決定打の無い別れというのは、長い間 引きずってしまうものです。
本気で好きだから別れると彼が決断したら、どうすればいい？復縁の可能性はあるの？
本気で好きだから別れると彼が決断をし、別れを切り出してきたら一体どうすればいいのでしょう。
2つのパターンでアドバイスしたいと思います。
別れを決断されてもやっぱり好き…（できれば復縁したい）
あなたも本気で彼のことが好きなはず。
「彼の気持ちはわかるけれど、私も本気で好きだからどうしても別れたくない、もっとこの関係を続けていたい！」そう思うでしょう。「勝手に何いってんの？」と怒りが抑えられないかもしれません。
でも、まずは彼の「別れたい」という決断を受け入れましょう。
悲しいかもしれませんが、恋愛は一人では出来ません。
泣き縋って無理やりヨリを戻しても支障が絶対に出てきます。
別れてもいつか復縁したいと思うなら、なおさら別れの決断を受け入れましょう。
縋って追いかけたりすれば、「話を利かない女」「うっとうしい女」のレッテルが付いてしまい、復縁の可能性も0になってしまいます。
※彼は未練や後悔も抱えていますが、自分で決断して別れを切り出したので、短期間で復縁を迫ることはそうそうありません。
※自分で別れを切り出したくせに、短期間で復縁を迫ってくる既婚男性は危険。振り回されるだけです。
本気で愛してくれた彼への感謝を伝えて、他人に戻りましょう。
他人なので連絡もする必要がありません。
かと言って、拒否するでもなく関係が始まる前のフラットな関係を努めましょう。
詳しくはこちらで紹介しています。
関連記事【W不倫】既婚男性は別れた後 未練はある！後悔しない復縁タイミングはココ
分かった！もう別れる
あなたの意見を聞かずに別れを決断する彼のことが「許せない！」と感じるでしょう。
「本気で好きなんだったら、離婚して迎えに来てよ！」
「私に”離婚して欲しい”って言ってよ！」という思いもあるでしょう。
いくら本気で愛していても、離婚の覚悟が無かっただけなんです。
幸せに出来る自信が無かったんです。
この先どんな形であろうと一緒に居られる自信が無かったんです。
残念ながらそういうことなんです。
W不倫関係は別れる機会もなかなか訪れませんから、いい機会。
彼の中にあなたの痕跡を残してしまうのも方法の1つですよ。
関連記事彼の【一生忘れられない女】になる！ダブル不倫は別れた後こそが重要
今のままの長く一緒にいたいなら「全て受け入れて笑顔で過ごす」こと
あなたが彼に別れを決断してほしくない、今のままの関係を続けたいなら、以上に挙げた既婚男性の心理を踏まえて先手を打ちましょう。
「今の関係に満足していて、何も不満がない」ということを伝えましょう。
「Ｗ不倫に未来がないことも、お互いに家庭があって家族に罪悪感があることも、なかなか会えないことにも、我慢することが多いことも、全部受け入れたうえであなたと一緒にいる」と。
言葉で伝えても良いですが、笑顔を見せて、楽しく幸せに過ごすことが重要です。
実際好きな人と一緒にいたら幸せですよね。
演技ではなく本心をそのまま見せれば良いのです。
会う回数も時間も連絡も減るかもしれません。
セックスもないかもしれません。
それでもいい。
本気で好きだから全部受け入れる。愛しているから。
彼がどんな状態でもいい。存在が愛おしい。
愛とは与えられるものではなく、与えるものと聞いたことがあるかもしれません。
「愛されたい」「愛して欲しい」と思っている内は、相手に負担を強いています。
「彼のことが愛おしい」と思えば、幸福感に包まれる感覚がありませんか？
それが本来有るべき形なんでしょう。
あなたも彼も心地よく過ごせる関係を目指せば、「本気で好きだけど別れなければ」と苦しむこともありません。
実際のとこと、穏やかな気持ちでずっといるのは難しいです。
憎しみや怒りや不安もあります。
しかし、癒やしを求めている既婚男性はとても多いです。
「私はあなたの気持ちを全部わかってるよ」と笑顔で迎えてくれるあなたを、彼は手放すことができませんよ。
貴重な存在になりましょう。
